【GMキット】モハ50・クハ70をつくる①

2022/03/06

伊豆箱根鉄道

 Twitterってのは便利なもので、模型を作りながら写真を撮っては載っけてたのですが、あっという間にどんどん流れていくせいか、製作記録としてはイマイチな気がしてきました。
 そこで、工作台の様子を紹介するためなのはもちろん、自分で過去の工作を振り返るためにも、ブログ記事として纏めていこうと思います。タッチアップしたいけど、あのとき何色に塗ったっけ…。どんなパーツ使ったっけ…。すぐ自分の工作を忘れてしまうので、専ら備忘録になりそうですがお付き合いくださいませ。

 さっそく新ネタ。この夏に出るGMの17m国電キットが作ってみたくて、作るならやっぱり私鉄だなぁ、ということで「いずっぱこ」の西武みたいなアレを作ることに。
 本命キットからモハを作るとして、プラキットのリハビリがでら先にデカいクハを作る作戦です。

 最近は金属キットや鉄コレ弄りがメインになってるので、却って新鮮なGMキット。20年くらい前に初めて工作したのが大糸線の海坊主とクハ55だったので懐かしい…!(塗りが簡単とはいえ、チョイスが渋い小学生w)
 今の目で見てもカッチリ潔いモールドに、相変わらず夢広がる説明書。普通に旧国としてもいろいろ作りたくなってきますね。
 ドア間5枚窓なので側板はクハ55から、前面は半流非貫通なのでクハユニ56キットを使います。

 おそらく車高が高めなのと、この後の加工の邪魔になるので裏面リブは削っておきます。まずはニッパーでざっくり。

 裏面とはいえちょっとは丁寧に、1000番まで使って仕上げてみる。見えないところこそ、なんとか…。

 伊豆箱根とはいえ、基本ディテールは出自の国鉄型(というより省型?)のままなので、キットモールドに倣って、手持ちの中からパーツを選定します。細密化というよりは塗り分けしやすさのための別体化。

 穴の位置決めがしやすいように、モールドを軽く削った後に、ひとまず片側だけ穴開け。近似寸法の手すりパーツを選んでいるとはいえ、モールド通りに両端の穴を開けると意外と寸法が違っていたりするのでご注意…。

 そして、一思いに表も削っちゃう。ノーシルノーヘッダー万歳。表から削ったときに不均一にならないためにも裏のリブを削ってたわけです。

 伊豆箱根の写真を漁っていたときに目に止まったクハ74という車両。最初は17mモハだけ作るつもりが、このツルツル感が可愛すぎて1両追加となりました。前面窓の加工と張り上げ屋根さえうまく処理できれば意外といい線いきそうな気もしますが、果たして…。