【GMキット】モハ50・クハ70をつくる②

2022/03/13

伊豆箱根鉄道

  先行してクハ1両を作り始めた伊豆箱根の旧国。側面をシルヘッダーを削ったので、お次はお顔から弄っていきます。


 実車はなかなか個性的な顔をしていますが(伊豆箱根クハ74で検索してみてね)、ひとまず加工ベースとしやすいこのパーツを選択。そのために、クハユニとかいうマニアックキットを選択したわけです。


 側面と同じく、ひとまずツルツルに。ライトは前もって位置をマーキングしておかないと面倒なことになるのでご注意。


 クハ74は前面真ん中の窓も桟入りなので、プラ材から作ろうかと思ってましたが、そういえば使わない側板が…。


 せっかくクハユニさんいろんな寸法の窓持ってるので、ありがたく使わさせていただきます!


 傾かないようハメ合わせを調整して、ツライチにもなるように慎重に接着。このあたりの加工性はさすがのスチロール。GMキットからなら何でも作れる気がしてきた…。


 さて、ひとまず箱にして、各所パテ盛り&削りをすれば、あっという間に生地完成の予感。


 と思ったのも束の間…。なんか段差が現れた。


 ここも…。平妻と半流ってこんなに長さ違うのか…。(そんなことはない)


 接着後早めに気付いてよかったということで。ひとまず元に戻して落ち着く。


 まずは妻板高さ問題から。目測で0.5mmくらい寸足らずだったので、プラ板を細切りしたものを紫キャップにて接着。ツライチより出っ張るくらいに。


 屋根は端部の関係からクハユニ(短いほう)のを使いたいので、適当な位置で切って両端を密着させてひとまず接着します。


 真ん中の隙間に余ったクハ55屋根をこれまた適当に切ってはめてみる。クハユニより断面が大きくて助かった。こういう作業になると、ついつい行き当たりばったりの「終わりよければよし」的な作り方をしちゃいます…。


 隙間はプラ板を挟み込んでなるべく埋めて、紫キャップでしっかり固着させます。


 せっかくのスチロール系なので、隙間埋めは基本どおり溶きパテで。乾燥時間やヒケが気になりますが、食いつきを考えるとこの方法も捨てがたい。

 しっかり乾かすべく、いったんこのまま2週間ほど放置してみます。落ち着いて整形すれば、多分そこそこ形になると思ってますが、いかに。
 それにしても、クハの側板とクハユニの屋根、どちらが実物どおりの長さなのか…?真相は敢えて調べないことにしておきますw

 さて、こちらを乾かしている間に、そろそろ金属キットの新作にも着手しようかと。

 つづく。