製作の様子は随時つぶやいていますが、やっぱりいろいろ語るのはブログがよい。
軽量高性能車、屋根の工作に入ります。
しっかり仮止めをして、いろんな方向から透かして見て直線を出します。
この工程で最も大事なのは、「実車だって大概曲がっているもんだ」と割り切る心w
こないだ見た江ノ電のカットモデルも、1つだけ手すりが明後日の方向を向いていて、ひどく安心したものです。実車見るの大事。
江ノ島つながりで、いつか作りたいよね。やっぱり300かなあ。
前方は屋根肩に沿って曲がっているみたいなので、それらしく再現。
こういうカーブを作るときは、必ず仮止め前に事前にプラ棒を曲げておいたほうがいいです。水平方向には弱い接着方法なので、曲げながら留める、は通用しません・・・。
実車はこんなかんじだったみたいなので。
なんとなくで削っちゃった雨樋でしたが、図らずもキットでは再現していない部分が作れました。
(ちなみにこの曲がり具合、個体差があるっぽいですよ)
雨樋が終わればお次は配管。といっても、製品モールドの全くのコピーなので、予め曲げ具合をトレースしておきます。
シンメトリーが美しいので、2つが全く同一になるよう、ここは時間を掛けて妥協なく。
妻面の曲げさえやれば、あとは非常に楽チン。配管止めはダース単位で買ってもすぐなくなる愛用のトレジャー製。
雨樋の妻への接合部も、矛盾なくいい感じに仕上がりました。
2200の初期形態といえば、ライトもそうですが、屋根上ランボードも大きな特徴。これも素組みにはない表現なので、ニヤニヤしながら作っていきます。
脚をかまして「浮いてる」タイプのものなので、まずは1.5mm手すりをひたすら植えていきます。植えるときは浮かせたい高さの線などを通すことで、簡単に均一な高さにすることができます。プラ棒だと抜くときにひっかかったりするので、金属線がおすすめ。
ほら、きれいでしょ。今回は0.4mmの線で浮かせてみました。
ここで結局雨樋がよれていることに気付いたり・・・。
ここまでやれば最後にサフを吹いて、楽しいディテーリングはほぼ終わり。
たいした工作はしてないけど、自分なりには丁寧に進められて一番好きな密度に仕上げられました。
最後に、前面窓上の手すりは、0.2mm真鍮線を曲げてみました。予め真ん中にも穴を開けておいて、裏から棒を刺すことで、3本足らしく見せています。なかなかお気に入りだったり。
すでに、ツイッターではタッチアップ&色差し地獄?をご覧にいれていますが、次こそ塗装記事に進みたいと思います。