ここのお兄さんにリンク貼られちゃ、書くしかないやん・・・。
えーっと、仕上げ段階でニマニマしてるところでしたか・・・。
すこし画像の時系列が前後していますが、連結器の様子を。
鳳さん、もっと古いのも出してよ~と思いつつも、やっぱり楽しいステッカー選び。
あ、そうそう。ホロはクロポの幅広を継いでみました。素材がABSなのでこういう加工も自在にできてありがたい。
特徴的な出っ張った尾灯はトレジャーの段付きのものより。
あれは去年の夏だったか。小田急2200がもう完成する、というところでおもいっきりつまずいて、そのままこちらも放置されたんでした。
模型工作自体は放置してないからいいんだけどね。
配管も色を挿して、インレタも貼ったところ。
相変わらず定着しにくいGMの銀インレタ、今なら自家発注するところですね。
Hゴムは新車らしく明るめにニュートラルの2を、前面ガラスはクロポ純正のアクリルパーツのおかげですこぶる締まりがよくなりました。塗装もさることながら、ガラス面の平滑性も模型にはとても大切な要素かと思います。
すこし画像の時系列が前後していますが、連結器の様子を。
今回は2両だけとはいえ、小田急といえば併結が楽しみの一つ。形を崩さずに繋げられる方法として、キットの胴受けパーツとGMナックルカプラーを組み合わせてみました。
写ってないカプラーの裏側を1mmビスで半固定することで、連結すれば首を振ってくれる構造です。たぶん脱線はしません、4000系じゃないので。
印象がゴツくなるのでフックの再現はせずに、何もない平原に直貼り。ゴテゴテするよりはよっぽど好きな仕上がりです。
・・・と、ここまでは調子良く進んでいたのです。
もう完成は目の前だったのです・・・。
余りのドアをとりあえずあてがってみる。なんかかっこいい。
他の部分が厚塗りになってしまうので、ドアは単体で別塗り。
もう、何をくっつけようとしていたのかも忘れましたが、指に瞬着が付いているのに全く気づかず。。。
そして、こんなときに限って車体を鷲掴み。
これが8月でしたか。完全にやる気を無くして、引き出しの奥に。
このあと、新型クモハ11キットからいずっぱこを作ったり、京浜とか上田丸子も作りはじめたりと、あの子との楽しかった思い出を敢えて上書きするかのように、いろいろ手は動かしていました。(そのあたりの製作記は後日書きますね、たぶん)
時は流れて年末。
ツダヌマ師匠をこちらにお招きしたときに、「瞬着って案外ときれいに取れるよ」と慰めていただいたのもあって、再び引き出しを開けてみる。
まあ、時間が経っただけでは様子が変わるわけもなく・・・。
この数ヶ月間、他車を作っているときにもどこか頭の片隅に引っかかっていて、このまま年越しするのも忍びないというのもあり、ちょっと大げさですが一念発起です。
まさか、ドア別パーツというこのキットの特徴が、こんなかたちで役立つとは。裏からデザインナイフを少しずつ入れて、車体を傷つけないように慎重に撤去。
同時に車体側の塗装面を4000番くらいでそっと整えておきます。
後ろの方でとっ散らかっているアクリル板たちは、一部ガラスも汚していたので交換するためです。
余りのドアをとりあえずあてがってみる。なんかかっこいい。
でも、敵が装備してた銀色のドアぽく見えるのでやめておいてあげる。
他の塗装面は雨樋と上部の紺が要修正といったところでしょうか。オレンジ部分は上からクリア吹けば復旧できそうでよかった。
この状態で紺も塗り分けたはよかったけれど、いざドアを付けると塗り分け線が揃わなくて、3回くらい塗り直したw
車体側もグレーと紺をご覧のように部分マスキング&エアブラシでタッチアップ。前面の角部分が何故か割れていたので、裏から補強を入れてついでに塗っておきました。
エアブラシでの部分塗装では、広めにマスキングをしてテープとの境界線までは吹かないのがコツです。こういう「ごまかし」のスキルも大切かもしれませんね。あまりやりたくはないけど・・・。
いっちょあがり!やればできるじゃない。
冷静に修復してみれば意外と軽傷だったのかも。あそこまで完成しかけての事故だったので、模型より自分の心のほうがやられていたのかもしれません・・・。
このあと全体に軽く半ツヤクリアを吹いて調子を整えます。
というわけで、ようやく完成しました。2022年、歳末駆け込みの作品となりました。
1灯前照灯、両車に銀パンパー、ノーマルな銀サッシ・・・という形態は多分ホンモノではありえなかったはずです。
ウソ電とまではいかなくても、難しいことは考えずに自分好みの仕様で気ままに作る。これくらいのスタンスで続けていきたいですね。
側面。
おばきゅう先生の教えのとおり、台車含め下回りは鉄コレから。抵抗器も鉄コレのものをそれっぽい位置に取り付けてみました。
ドアのバリエーションが楽しい形式ではありますが、初期のものから最初に取り替えられた頃はプレスドアだけだったみたいなので、ここはおとなしく。
ことごとく別付け&別塗りをした手すりや配管類もすっきりできました。この経験を活かし、以後の作品は全てこの方法で仕上げています。
オーバーハングが短いため、中間のカプラーにはボディマウントKATOを使っています。
特徴的な出っ張った尾灯はトレジャーの段付きのものより。
窓上の特徴的な手すりは、部品がなくて0.2mm真鍮線から自作しましたが、我ながらパーツより実感的になって結果オーライ。
ジャンパ栓はアルファとタヴァサ、エアホースは愛用のイーグルスモデルのものを装着して新車らしくカラフルに塗り分けてみました。
というわけで、紆余曲折ありましたが、なんとかはじめての小田急電車が入線しました。
新しい(というよりも他が古すぎる・・・)エコノミーキットだけあって、合いもよく寸法の破綻もなく、丁寧に組めば現代の完成品にも見劣りしないことがお伝えできれば嬉しいです。
各停はともかく、急行新宿が2両なのはさすがに寂しいので、次の小田急はやっぱりHE車でしょうか。でも、その前にABFも何か1本はやりたいな・・・。